流浪の月

ひさしぶりにブログ更新できそうだぜ。でもFabでも裏切りの街でもない。笑

流浪の月観てきた。李監督の最新作。李監督の映画がとても好きなので、スクリーンで観るって決めてた。やっぱり映画は、映画館で観るのが一番いいね、心に響くし残る。舞台もいいけど、映画もいい。李監督が撮る空と水がとても好きだな。「怒り」の沖縄もよかったし、今回の長野県の湖もよかったな。雨も、濁流も、月も綺麗だったなぁ。と、重めの映画を観ると、すぐにおセンチモードになってしまうわけだけど、せっかくだからブログに書いておこう。この感じひさびさだな。書いておこうというか、書いておきたい。

いつまで引きずるんだろうって思って、自分の悲しい過去というか、そういうのに酔ってるんだろうな、って思うことが多くなってきて。もう13年。そろそろ吹っ切れたら、本当はもう大丈夫でしょ、って自分に思うことがあったけど。何も変わらず、ずっと悲しいものとして自分の中に残ってた。どうしようもない現実、って誰にでもきっとあるから、自分だけが辛いとか思ってはないけど、まだまだその現実を引きずって生きてるんだなあ、って思わされちゃったな。だからどうというわけじゃないけどね。

母がとてつもなく厳しくて、そのおかげである程度常識を持った人になれたけど、当時はあまりに怖くて(笑)パパが唯一の味方のような気持ちだったし、怒らない人だったし、感覚も似ていたと思う。好きな人には信じてもらえないし、友達は簡単に裏切るし、自分は勉強も部活も中途半端で、短気だし気が強すぎるし、顔も声もかわいくないし、スタイルも悪くて、でもなんでか人生はずっと楽しくて、いじめも失恋もあったけど、元気に生きてた方だと思ってた。だけど人を疑うくせがついて、人の嘘に敏感になって、分からなくていいことまで勘付いて、ちょっと息苦しいなぁと思いながら将来に迷ってた頃に、パパがいなくなって。喪失って、虚無って、こういうこと言うんだなぁ、って、知らなくてよかったなって思って。何も楽しくなくなって、何も悲しくなくなった。んーなんて書けばいいか分からなくなってきちゃった。笑

たぶんね、あの喪失感をまだまだ忘れられないんだな。忘れないっていうか、なんだろうね。別に意識してるわけじゃないのに、ちょっと何かあると誰のことも特別だって思わない方が生きやすいって分かってたじゃん、って思っちゃう。幸せなんだよ、とっても。たのしく仕事もできてるし、髙木くんを応援できてるし、家族も友達も傍にいて、ほんとうに幸せだなあとは思うんだよ。ありがたいし。頑張ろうって思うし、楽しみだなぁって思うこともたくさんあるし。それでも、ふとね、だめになっちゃうんだよね。

 

まあでも、そんなこと誰にだってあるしね。別に自分だけが特別悲しい運命だなんて思ってないし。現状で言えば恵まれてる方だし、好きなだけ髙木くんにお金と時間使ってさ。ひとりだからこそ楽しめることたくさんあるしね。何がとかじゃないんだけど。どうしても叶わない願いがあると、どうにもならなくなっちゃうときがあるんだよね。会いたいんだな、ほんとに。聞いてほしいことがたくさんあるんだよね。喜んでくれるだろうなってこともたくさんあるから、それを知ってもらえないことも、教えてあげられないことも、とても悲しい。泣いたところでどうにもならないのに、なんにも変われてなくて嫌になっちゃうね。身に起こることに意味があるとかそこから得られるものとか、正直どうでもよくて、できれば悲しいことなんて起きなくていいし、嫌だなって感情もいらないんだよな。歩道でスピード飛ばしてる自転車が嫌だったとか、その程度でいい。すぐに忘れちゃうようなことだけでいいんだよなあ。そのくせなんにも頑張れてないし、全部が中途半端で、時折こうやって映画観たり嫌なことがあると、なんかずーんってなるだけの繰り返しだ。笑

夢もないの、やりたいなって思うことも別にそこまで絶対じゃないし、でもわたしがやるべきことは家族が示してくれるから、それをがんばれたらいいなって思う。達成感もないし、やる気もないの。仕事がうまくいけば嬉しいなって思うし、これからもどんどんうまくいったらいいなって思うけど、具体的なビジョンは何もない。意外とドライだよね、とか、ちょっとサイコ寄りなのかもね、とか、わたしがこういう感情を抱えているのを薄々勘付いてる家族たちはそういう言葉で笑ってくれるから、もうそれでいいんだけど。きっとパパのことが原因なのも分かってるだろうし。誰も何も言わないけどね。

何言ってんだろうね、意味わからんな。笑 しんど。笑 ほんとなんなんだ。笑 でもこれをブログに更新してるあたり、誰かに分かってもらいたいって思ってるんかな。わたしこんなにしんどい思いしてるんだよ〜っていうアピールなんかな。誰に分かってもらいたいんかね、誰かに心配されたってそういうのいらんし、って思うくせにね、なんなんだよ〜〜〜〜〜〜!パパがいなくなったとき、誰にも悲しいって言えなかった。なんでパパが、って泣けなかった。から、今こうして悲しい、なんで、って文章にできてるだけでやっぱりちょっと乗り越えられてるんかな。変われてるんかもしれないね。大学に行っても知ってる人の顔を見るのがしんどすぎて授業に出ないで誰もいない食堂でぼーっとしてたときのこと考えたら、会いたいなって思う人がいることがどれだけ幸せかも分かるね。会えたら嬉しいって思う友達がいて、会おうって言われたら嬉しくて、それでも喜びすぎないようにって思って、もっと素直に喜べたらいいのにって思いながらも、永遠なんてないしな〜って、そしたら嬉しくて仕方ないようなことがあることが、怖いなあって思っちゃうんだよなあ。でもどうせ、人生は有限で、どうにもならないことだらけで、だったらちょっとでも嬉しいことを本気で喜べた方がきっと楽しいよなあって思うんだけどね。いや、ほんと文章支離滅裂だよね、分かってる。笑

あ〜〜なんかひさしぶりにこのターンが来て、どうしようもないなぁ、それでもブログを更新して、更新したことをツイートするんだもんなぁ。やだね。笑

でも自分に生まれなきゃよかったのに、とか、そういうことは思ってないよ。ほんと。別に病んでるとかじゃないし、本当に幸せだなって思うこともたくさんあるしね。きっと明日の朝には「昨日のわたしきっしょ〜」ってなってるだろうし。髙木くんかっこいい!好き!!って言ってるだろうしね。それは今も思ってるけど。今日寝れるかなあって思ったけど、文字にして吐き出してたら眠くなってきた。ちゃんと寝よ。今年はスーパーハッピーになる年だから、夏に向けて盛り上がってかなきゃね!こんな文章更新しておいて、本当かよって感じだけど、これも本当に思ってるんだよなあ。笑 ほんとに元気なんだけど、こういうことも考えちゃうよね。まあ人間だから、誰にでもある闇の一部。うん、じゃあおやすみなさい。